2025.10.22
北老人福祉センター 「優しい椅子ヨガ」講座のご紹介
10月22日、北老人福祉センターにて、講師にはまだえりこ氏をお迎えし、「優しい椅子ヨガ」講座が行われました。
優しい椅子ヨガとは、癒しの音楽とともにヨガでゆったりとセルフケアをし、心とからだをメンテナンスしていく講座です。
出来ないポーズ、体に負担がかかるポーズはお休みOK。気持ちのいいところで姿勢をキープし、無理のない範囲で行います。
この季節は寒さから身を守って身体に力が入ってしまうので、それをほぐすようにゆっくりとヨガで身体をあたためていきます。
二年前から欠かさず出席されている利用者さんにお話をお聞きしました。
優しい椅子ヨガの講座後は、呼吸が整い、帰り道、身体が楽になるのを感じます。ヨガをすることは間違いなく体に良いものですし、気の流れが良くなって血行が良くなっている実感があります。
顔なじみの方々と会話したりするのももちろん大好きな時間で、健康に気をつけたい!という目的が一緒だからこそ、すぐに仲良くなれるんです。と聞かせてくれました。
他の利用者さんも、仲間と一緒にお話ししたいという方が多く、皆さん仲良く談笑されていました。
はまだ先生のフリートークも不思議な魅力があり、ゆったりとリラックスして癒されながら聞くことができます。
まず、足の裏をしっかりと床面に付けます。 背筋を伸ばして頭頂部が天上から糸で吊られるイメージで姿勢を正し、深呼吸をします。
手を合わせて合掌のポーズをします。
手首を下げてストレッチをします。手の可動域を確認しながら行います。
こぶしを作り優しく頭をトントンとします。耳上の方へ移動し身体をあたためていきます。
腰のあたりをさすりマッサージで全身をほぐしあたためます。
色々なツボがあるので優しく刺激していきます。
今度は肩周りを重点的にやっていきます。
息を吐きながら肩甲骨、鎖骨、胸の可動域をゆっくりと広げていきます。
これを続けると段々と呼吸が楽になっていきます。 背中は面積が広いぶん、あたたまってくるとぽかぽかしてきます。
ガス抜きのポーズで足を立てて伸ばします。
膝裏をもって胸に近づけます。全体の血液の流れが良くなります。
こういったポーズは難しいので、「休んでも大丈夫、ご自身のペースで。」と先生の優しい声がかけられました。
バランスのポーズです。
軸足をしっかり床面に付け、手は椅子に付けて支えます。
手を上に上げてバランスを取ります。
こちらも難しいポーズです。利用者さんの出来る範囲で行っていきます。
椅子の下に足を入れて前屈します。
足を椅子の上に上げて足首を好きに動かします。
揺らしながらほぐしていきます。
そうしていると先生が徐々に室内の電気を消していきます。
曇り空だった今日のお天気ですが、先生の作る空気でゆったりとした癒しの空間が生まれました。
完全に明かりが落とされた室内で頭をころんころんと動かしたり、手を伸ばして自分の身体の重さ、重力を感じます。
無理のない楽な姿勢になって、利用者さんたちは完全にリラックス状態になり、講座は終了となりました。
このはまだ先生の癒しの椅子ヨガを体験した利用者さんたちは、始める前より心も身体も軽くなり、デトックス効果も実感していました。
これから北海道はぐっと寒くなりますので、寒さに負けない体力をこの講座で、無理なくゆっくりつけていって欲しいと思いました。